平成30年度福岡県ビルメンテナンス協会・青年部活動報告研究発表会が令和元年5月31日(金)八仙閣6階会議室で開催されました。
総会の前に、平成30年度4委員会、経営委員会・サービス向上委員会・次世代育成委員会・労働魅力委員会の順で各委員会、1年間の各テーマをもとに研究活動報告発表を行いました。
☆経営委員会☆
トップバッターは、織田委員長率いる経営委員会から業務効率化・働き方改革を議題とし、経営を業務管理をスピードアップするコミュニケーションツールの活用、ビジネスチャットツールLINEWORKS・dropboxbusinessを導入する事で、どのような業務効率化を図れるのか、どのように改善し、どう働き方改革に結びつくのかという内容で自社のありのままの課題を含めこれからの会社としてのあり方、企業経営力をどう発揮していかなくてはいけないのかなど、厳しい時代の中でITの進化によってネットワークで結ばれた環境にあるPCやスマホを用いて情報の一元管理をする事により、残業問題・省力化についての対策等など経営コンサルのような素晴らしい発表をいただきました。
☆サービス向上委員会☆
サービス向上委員会では、鬼塚委員長よりトヨタ自動車宮田工場に青年部で工場見学に行き、世界最高峰レクサス技術を実際に見て感じて現場のモノ作りの業務改善ノウハウ・顧客に対して新たなサービスを提供する広い視点に繋がると捉え、ユーザーには目に見えない部分での徹底した日本のホスピタリティ精神を学ぶという意味での発表でした。
思いのほか、予想以上に発表が早く終わり過ぎて時間があまりましたので、中島副部長よりサービスとは、どういった事かを自分の人生経験を踏まえ若手青年部へ熱い思いを語り次世代の若手世代に、しっかりとサービスのノウハウを指導していただきましま。
☆次世代育成委員会☆
次世代育成委員会・田中剛副部長より冒頭挨拶に始まり、参加者全員で発表をいただきました。
「次世代をやり抜く管理者の条件-女性の輝く社会に向けて」をテーマに次世代育成の為に何をすべきかという中で「自分の価値を上げる」ことを重視し、「個」を大切にする若い世代が増えていく日本社会において、ボトムアップ型の会社組織を作り上げていくには、今一度社員間でのコミュニケーションの取り方を見つめなおす必要があり、ボディーランゲージや言葉使いの工夫が上司と部下および社員同士の信頼を高め、組織全体を円滑にするという事を具体的な例を用いて男性脳と女性脳の違いを理解しコミュニケーション能力の必要性・モチベーションアップの繋げ方など実践応用編の説明がありました。ビルメン業界において女性が多く働いている現状の中で大変貴重な発表をいただきました。
☆労働魅力委員会☆
労働魅力委員会・永石委員長より「人材確保、定着率を上げる施策・魅力のある職場づくりを推進し労働環境の改善を図る」をテーマに人材不足、不安要素を含め今の現状の説明、人手不足の対策、具体的に採用力アップ目指す求人手法、求職者の視点になって取り組む、といったインターネット・スマホが普及している時代で、採用力アップにどうつなげるか具体的な例を用いての今後重要な発表をいただきました。
活動報告発表会終了後、令和元年度通常総会を開会致しました。
永田事務局長の司会に始まり、開会挨拶は平成30年度に引き続き青年部部長を務めていただく令和元年第17代目・野田始青年部部長より開会の挨拶をいただきました。
令和元年、年号が変わり記念すべき新時代を受け継ぎ、また新たな挑戦に挑む決意表明を語っていただきました。
議長は中島副部長、会計報告は成清副部長、監査報告を水野歴代にて進行致しました。
議長・中島副部長
会計報告・成清副部長
監査報告・水野歴代
総会終了後、懇親会の幕開けです。
歴代青年部部長・OBメンバーを招き、大変有意義な懇親会となりました。
また、懇親会中に平成30年度を最後に青年部をご卒業されるメンバーにご挨拶頂き最後に記念撮影と記念品贈呈となりました。
卒業生全員、今までの思い出を語りこれからの若手青年部メンバーへ熱い思いを語っていただきました。
(左から水野歴代・出口卒業生・田中卒業生・谷川歴代・平井卒業生)
青年部の重鎮方達が今年もまた去っていくかたちになり大変寂しく思います。
色んな意味で色んな事を指導していただき大変お世話になり有難うございました。
長い間青年部活動、本当にお疲れ様でした。
経営委員会
委員長:織田浩之