平成２９年１１月２４日（金）この年竣工したミクニワールドスタジアム（以下ミクスタ）に見学に参りました。
最新スタジアムの機能や魅力、またメンテナンス方法などを学ぼうという狙いです。見学に先立ってミクスタを本拠地としている株式会社ギラヴァンツ北九州普及事業本部長：下田功様より「ギラヴァンツ北九州～知られざる横顔」として講演をいただきました。ギラヴァンツ北九州がミクスタを拠点に地元北九州へどのような貢献を目指そうとしているのか、また子どもを育てる更には人を育てる方法論などを熱く語っていただきました。
スタジアム見学ではサッカーをしたことない青年部員も、かつて夢を追いボールを追いかけた経験のある青年部員も少年時代に戻ったかのように選手たちのロッカールーム、会見を行うプレスルーム、そして鮮やかな緑が広がる芝のフィールドに興奮した様子でした。
試合開催時のスタジアムの清掃ではボランティアによる協力が大きく、また現状は糞などの鳥害の課題の克服が急務であるとの事です。また監督室、機械室にも入らせていただき、特に水源の確保には巨大な雨水ろ過装置を使い雨水を有効に利用しているのが印象的でした。
見学中のこぼれ話ですがミクスタでは実況解説室にはガラス張りの壁などの遮蔽する物がありませんでした。これにより会場の音や風、温度そして雰囲気を実況者、解説者の方々が直に感じながら伝えられる構造となっていてミクスタのテレビ中継や放送はテレビの視聴者にもその臨場感が伝わる斬新な仕組みになっていました。
われらが北九州を代表するギラヴァンツ北九州がこの美しい機能的にメンテナンスされたミクスタという舞台で、Ｊ１昇格するのを夢見ながらスタジアムを後にし徒歩数分で到着する夜の街へ向かうのでした・・・。
北九州委員会
岡本浩一郎