開催日:平成29年10月12日(木)~13日(金)
開催場所:ザ・クラウンパレス新阪急高知
出席者:金子会長・倉重顧問・吉次顧問・谷川部長・水野直前・木戸監査
出口副部長・熊谷副部長・中島副部長・山田副部長・野田事務局
永田会計・浜村OB・織田委員 合計14名参加
今回、福岡県BM協会青年部の14名にて10月12日に開催された第22回ビルメンテナンス協会青年部「全国大会IN高知」に出席いたしました。
朝一、福岡を旅立ち小型飛行機に身をまかせ思いのほか早く高知に到着いたしました。
到着するやいなや志国高知三志士の坂本龍馬、武市半平太、中岡慎太郎の像が目の前に現れ、それを見た出席者全員で「腹が減っては戦ができぬ」という事で午後からの長丁場の大会に備え高知の歴史と文化を感じながら、明神丸・ひろめ市場で名物カツオのたたきを食し、日本酒は耐え忍んで我慢し大会に臨みました。
全国各地より総勢140名が集結し全国大会がスタートしました。
今大会は「~維新~志国高知」というテーマでワークショップマネジーメント21代表 松本卓三氏による講演会が開催されました。
題材といたしましては、「10年先のビルメン経営戦略~不確実時代のビルメン業界のあり方~」について素晴らしい講演をいただきました。
講演内容といたしましては10年先を考えるキワード1~7
1.人手不足の動向
2.最低賃金と実績賃金のUP・募集・採用
3.人手不足対応策
4.契約金額改定交渉
5.ビルオーナーの発注方式の変化
6.外国人雇用問題
7.AI人工知能+ロボット導入
この7つの項目について講演していただきました。
続いて先程の講演を踏まえて「人手不足と生産性向上の対策」をテーマに参加者全員各テーブル(他県合同)で討論会・最終結論・各テーブル代表プレゼンを行うというスタイルで進められました。
各テーブルで出された意見等は異なり様々なプレゼンを感じる事が出来ました。
最終的に出た意見・アイディア・提案・課題点については自分達が実行する責任がある事を全員で誓いました。
松本卓三氏の素晴らしい講演をしていただき感じた事は、2025年に予測される全国平均最低賃金1,000円時代に他産業に比べ求人賃金の競争力が弱いビルメンテナンス業界は超人手不足に陥るリスクが非常に高い。
実勢賃金アップを契約改定率アップに繋げられないと経営は危機的状況に近づく、加えて発注者である官公庁、ビルオーナーの発注契約の考え方が変化しつつある中で「総合評価方式」・「性能発注方式」への対応策の準備を進める必要がある。
また身近に迫っている「外国人実習生雇用」・「AI(人工知能)とロボットの導入」という問題を含めて、今後の10年先を真摯に見通して各企業で、親しい同業グループ間で、地区協会内や全国レベルで十分議論し、具体的対応策や行動計画を絞り出すことが、緊急かつ優先度の高い使命として要求されるのではないかと感じております。
講演会終了後、大会式典が始まり高知ビルメンテナンス協会青年部:日之西聖悟実行委員長大会宣言・中越雄二部会長開会挨拶・全国ビルメンテナンス協会:一戸隆雄会長挨拶
菊池健次四国地区本部長挨拶後休憩を挟んで懇親会が執り行われました。
懇親会では余興・明徳義塾中学高等学校による和太鼓演奏で場内が盛り上がりました。
国内外、年間70講演をされている事もあり素晴らしい演奏でした。
演奏終了後、高知ビルメンテナンス協会青年部:中越雄二部会長の挨拶に始まり来賓挨拶では高知県知事:尾崎正直氏、高知市長:岡崎誠也氏より素晴らしい御挨拶をいただき、乾杯挨拶では高知ビルメンテナンス協会青年部:川本漁生会長より声高らかに乾杯挨拶をいただき盛大な懇親会が執り行われました。
高知の伝統ある余興また、名産品・日本酒を豪快に両手で飲み他県の皆様と熱い交流を深めました。
終盤に差し掛かった所で次回開催権挨拶・福岡県ビルメンテナンス協会青年部(OB含め)存分に福岡アプールし会場を盛り上げ他県の方々と再会の約束をしました。
閉会の挨拶を高知ビルメンテナンス協会青年部:高橋靖尚副部会長より100本締めで中締めとなりました。その後2次会3次会と高知の夜に更けていきました。
今回、2日目は観光組ゴルフ組に分かれ他県の方との交流を深めました。
私事ではございますが今回初めて全国大会に参加させていただき講演会・交流会を含め他県の皆様と交流できてとても学ぶ事が多かったと思います。
同じ空間で同じ時間を共有させていただき自分自身や会社にとって貴重な財産になる事だと実感しております。
有難うございました。
BM青年部筑後地区委員会
織田浩之